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幼い時は縄跳び得意だった言う方は多いのではないでしょうか。学生時代などは縄跳びをしようなどと考えたことはありませんが、色々なトレーニングを提供する側の者になり初めて、縄跳びの持つ有効性を再認識させられました。
縄跳びが現代人の姿勢を良くする
縄跳びは脚力だけでピョンピョン飛んでる感じがありますが、実際にはそうではありません。”自己制限エクササイズ”と呼ばれ変な姿勢を保ったままではうまく飛ぶことができません。また連続してジャンプを続けるということは、前後左右のバランスもパーフェクトに保たなければなりません。下肢の運動のみならず腹筋背筋で体幹を安定させ縄を回す上肢を動かす全身運動なのです。やはり体幹の安定性が縄跳びテクニックの上達に不可欠です。姿勢などを気にして下手にトレーニングをするよりは縄跳びを継続することで自己回復していく可能性も高いでしょう。
お膝に痛みを抱えている人にお勧め!
”膝が痛いので縄跳びなんて…”なんて言われる方が多いと思います。しかし、膝が痛いけどジョギングやウォーキングを続けているという方は多いのではないのでしょうか?先に述べたように縄跳びは体幹力の必要な自己制限エクササイズです。ジョギングやウォーキングは前進する体重をコントロールするためネガティブな力を片足で受けなければなりません。しかし縄跳びは両足でその力を受けることができるため、極めて負荷の少ないトレーニングになります。
またジョギングやウォーキングは踵で着地しますが、縄跳びはつま先で着地します。実は踵に乗った体重をバランス良くコントロールするのは非常に難しいことで、実際には一握りのアスリートしか上手く出来ていないのです。片足でスクワットをしてみると一目瞭然ですが、踵を着いたままよりもつま先立ちの方がうまく行きます。つま先に重心があるのが大切だということをしっかり認識できれば、アジリティーやリアクション・タイム向上などのパフォーマンス向上にも必ず役に立つでしょう。
柔軟性のある素晴らしいツールである
縄跳び素晴らしさは使えるバラエティーの多さです。姿勢や体幹を意識するリハビリ的ツールとしても使えますが、テクニックを駆使したたくさんの飛び方もありますし、アジリティーやリアクションタイム向上のためのツールとしても使えます。またHIITなどのインターバルトレーニングにも組み入れることが容易です。また重さも場所も取らないので、どこにでも携帯出来ますので、トレーニングの継続が可能です。
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